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伯方島といえば「伯方の塩」!工場見学・体験からグルメまで!

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伯方島(はかたじま)と聞いて、まず思い浮かぶのが「伯方の塩」!

今や全国的に知られるようになった、塩のブランドです。

伯方島のことはよく知らなくても、「伯方の塩」は聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな「伯方の塩」について、「なぜ伯方島で塩なの?」といったことのご案内から、人気の「伯方の塩工場見学」、さらには「伯方の塩グルメ」まで、しっかりご案内していきますので、是非最後までご覧くださいませ!

Contents

「伯方島」と「伯方の塩」の関係は?

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

伯方島はしまなみ海道の大三島と大島の間に位置する島。

尾道側から4つ目、今治側から2つ目になります。

「伯方の塩」はこの伯方島で誕生しました。

「伯方の塩」の歴史

伯方島の塩田はなぜ消えた?

瀬戸内は潮の干満差が大きく雨も少ないので、塩の製造に適した地域となっています。

かつては、ここ伯方島にも3か所の塩田がありました。

約半世紀前、当時の塩専売法によって塩田は次々と廃止、愛媛県で最後まで残ったのが伯方島です。

しかし最後まで残っていた伯方島の塩田も、昭和46年には姿を消してしまいしました。

当時、個人や企業が自由に塩の製造販売を行うことはできません。

それでも、塩田の関係者は自然塩への思いをつないでいました。

そういえば昔、塩を売っているお店には青地に「塩」と書かれた看板がありましたね。

販売許可の印だと思いますが、覚えている方はそれなりのお年です。

自然塩存続運動と「伯方の塩」の誕生

当時の専売公社の塩は、化学的な製塩法でつくられた大量生産のものです。

そのため、安全性に不安を持つ消費者の間で、自然塩を復活させようという運動が起きました

運動は全国に広がり、短期間で5万人もの署名を集め、国を動かす力となっていきます。

その後1973年、自然塩存続運動を行った消費者団体を母体に、伯方島に「伯方塩業株式会社」が誕生。

設立時に無担保・無保証・無期限・「塩による出世払い」の出資を募ると、数百万の出資が集まりました!

こうして生まれた「伯方の塩」安全でおいしい塩への思いは、今も受け継がれています。

「伯方の塩」のこだわり

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

こだわりの原料

発足当時、国からの条件として、原材料は輸入塩を使うよう指示されています。

そこで、原材料はメキシコやオーストラリアの自然乾燥された天日塩田塩を原料の一部として使用しています。

より安価でおいしい塩を作るためのこだわりです。

自然のエネルギーを使うことで、CO2削減にも貢献しています。

こだわりの製法

搬入された輸入塩は瀬戸内海の海水で完全に溶かされ、ろ過されて、さらに濃い塩水になります。

原料の天日塩田塩にはにがり成分が含まれていません。

屋外で作られるので、泥なども混じっていますが、ろ過することできれいな塩水になります。

瀬戸内の海水で溶かし、屋内でゆっくりと自然乾燥させることで、ほどよいにがりの残る美味しい塩が出来上がるんですね。

こだわりの包装

伯方の塩は包装にもこだわりが。

包材の一部に植物由来のバイオマス素材を使用するなど、石油由来のプラスチックを削減しています。

オススメは伯方の塩の工場見学!

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

伯方の塩は伯方島工場、大三島工場で作られています。

大三島工場では工場見学もできますよ!

コロナ禍で休止していましたが、2023年3月より再開しました。

ワクワクがいっぱい♪伯方の塩ができるまで

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

見学棟では窓越しに製造工程を見ることができます。

原料の塩を溶解→濃縮→乾燥→包装まで見られますよ。

なんだかワクワクしてきます。

中でも自然乾燥中の、高さ2mを超す塩の山は圧巻!

運搬も重機がないとできません。

普段見ている食卓の塩とはスケールが違います。

これは楽しい!塩づくり体験♪

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

「わくわく体験室」では1日2回、塩づくり体験教室もやっています。

濃縮された海水を土鍋で煮詰めて「My塩」が作れます。

親子で作ると楽しいですよ!

出来上がった塩は持ち帰りできます。

我が家の塩と味比べしてみるのもいいですね。

開催時間は10:15と14:15で1週間前までの予約制です。

火を使いますので、小学校低学年以下のお子様は父兄同伴になります。

これが昔の塩づくり!再現された流下式塩田

敷地内にには「流下式枝条架併用塩田(りゅうかしきしじょうかへいようえんでん)」も再現されています。

塩田の元従業員の協力で再現されました。

竹ぼうきを逆さにしたような枝がたくさんぶら下がっていて、そこに塩水が滴っています。

そばで見るとすごい迫力ですよ。

引用元:伯方塩業株式会社HP(https://www.hakatanoshio.co.jp/)

お土産や、グッズの買えるショップもあります。

ここでしか買えない商品や塩ソフトクリームも売っていますよ。

詳細はこちら:工場見学サイトhttps://www.hakatanoshio.co.jp/factory/

大三島工場のアクセス地図です。

美味しい!伯方島の塩グルメ

引用元:おのみちや(https://www.ononavi.jp/onomichiya/)

伯方島には「伯方の塩」を使ったグルメがたくさんあります。

その一部を紹介しますね。

おすすめの伯方の塩グルメ:伯方の塩ラーメン

「伯方の塩」ラーメンさんわ

伯方島の有名店!サイクリスト御用達のお店「さんわ」

看板メニューの塩ラーメンは「伯方の塩」を使用しているんです!

スープは思わす飲み干してしまう美味しさ。

麺をよく見ると海藻が練り込まれています。

他のメニューも豊富ですから是非一度訪れてみてください!

「さんわ」HPhttps://sanwa.ocnk.net/page/4

https://twitter.com/sp_issa/status/1690207770480672768

道の駅伯方SCパーク マリンオアシスはかた

伯方SCパーク内にある「マリンオアシスはかた」には地元特産品の売店やレストランがあります。

もちろん「伯方の塩」ラーメンも!

「さんわ」とは一味違う「伯方の塩」ラーメンをおためしください。

マリンオアシスはかたHP https://imabari-shimanami.jp/hakata/

おすすめの伯方の塩グルメ:伯方の塩ソフトクリーム

「マリンオアシスはかた」の塩ソフト

マリンオアシスはかたの建物の隣には「伯方の塩」ソフトクリームのお店があります。

このソフトクリームは、地元の方にも旅行者にも、とても評判が良いソフトクリームなんです。

甘みと塩味のバランスが絶妙なこのソフトクリーム、是非お召し上がりください!

「伯方の塩」大三島工場の塩ソフト

大三島工場のショップでは「伯方の塩」ソフトも販売中。

塩は売るほどあります!いわば産地直送のソフトクリームです。

工場見学をし、塩についての知識を深めた後に、その塩を使った塩ソフトを食べる。

なんとも贅沢ですね♪

工場見学の折にはぜひお試しください!

まとめ

ここまで伯方島と「伯方の塩」についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

伯方島と「伯方の塩」との関係、伯方の塩の歩み。

島民、塩田関係者、支援者の思いや美味しい塩へのこだわり。

いろんな人たちの力で伯方の塩が守られています。

伯方島に来たときは、ぜひ「伯方の塩」工場見学や塩グルメを楽しんでくださいね。

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