しまなみ海道で大三島と大島の間に位置する島、伯方島。
CM「は・か・た・の・しお！」でお馴染みの伯方塩業株式会社があり、古くから塩業が盛んな島です。
実は、伯方島には由緒ある神社が点在しているんです！
今回はそんな伯方島の神社に注目！
神社によってご利益や祀られている神様が違うので、気になる神社をチェックしてみてくださいね！
伯方島にある神社
今回ご紹介する神社は以下の4つ。
①喜多浦八幡大神神社
②三島神社
③塩竃神社
④須賀神社
場所もそれぞれバラバラなので、要チェックです！
伯方島のオススメ神社①：喜多浦八幡大神神社
まず最初にご紹介するのは伯方島の北部に位置する喜多浦八幡大神神社。
喜多浦八幡大神神社の創建はなんと673年。
伯方島最古の神社とされています。
九州は博多の筥崎宮より分霊勧請（ある神社に祀られた神霊を分けて、別の新設の神社にも祀ること）したことから、島の名前が「伯方島」となったという言い伝えが残されています。
瀬戸内一帯の水軍文化の貴重な史料である和船模型「八幡船」が奉納されていたり、1850年に建造された芝居小屋も見どころ。
4月に行われる春市では、この芝居小屋で芝居が上演されます。
伯方島や周辺地域の歴史を感じることができる神社です。
鳥居前に亀のような形をした「愛染どんす」と呼ばれる大きな石があり、「長寿や縁結びの亀」とされているそうですよ！
【主な祭礼】
- 弓放し（2月11日）
- 春市（4月）
こちらの喜多浦八幡大神神社は、公式Instagramもやっています。
神社のお祭りの様子やイベントなどの情報を発信しているので是非見てみてください♪
【喜多浦八幡大神神社】
住所:愛媛県今治市伯方町北浦2463
TEL:0897-73-0634
伯方島のオススメ神社②：三島神社
次にご紹介するのは島の西部に位置する三島神社。
1485年に能島城主が村上水軍の守護神として、大三島の大山祇神社より分霊勧請して創建された神社です。
現在も海上安全、海運・造船の守護神として崇められています。
そのため、神社の拝殿には木製のステアリングホイールが奉納されているのだとか。
海に囲まれた伯方島ならではの神社と言えるのではないでしょうか。
ステアリングホイールは外から見える位置にあるので、三島神社に行かれた際には是非探してみてくださいね！
【主な祭礼】
- 初祈祷（2月11日）
- 秋祭（10月）
【三島神社】
住所:愛媛県今治市伯方町木浦甲1301
伯方島のオススメ神社③：塩竃神社
古江港に面した高台に建っている塩竃神社。
1821年、当時の今治藩が行った伯方塩田の開発と共に、塩づくりの守護神として創建されました。
古くから製塩業が盛んであった伯方島。
その後、伯方塩田は消滅してしまいましたが、伯方塩業と伯塩産業の2社が塩づくりを継承し、今に至ります。
「は・か・た・の・塩」のCMで有名な伯方塩業株式会社の工場がすぐそばにあり、境内から見ることができますよ！
「伯方と言えば塩、塩と言えば伯方」と言われていた伯方島の歴史が感じられる神社です。
【主な祭礼】
- 秋季例祭 （10月）
【塩竃神社】
住所:愛媛県今治市伯方町木浦甲848
伯方島のオススメ神社④：須賀神社
伯方島をぐるっと回ることのできる伯方島環状線から少し入ったところにある須賀神社。
須賀神社は決して大きな神社ではなく、おみくじや御朱印などはないのですが、綺麗に整備された境内や、入口から拝殿までの眺めが美しいとの評判です。
天気の良い日には、降り注ぐ日光と静かな境内がより神聖な雰囲気を醸し出すのだとか。
そんな須賀神社は京都東山区にある宮幣大社の本社から勧請。
その後、出雲の国より須佐之男命（スサノオノミコト）を迎えて須賀神社となりました。
地域に大切にされている、知る人ぞ知る、由緒正しい神社です。
※全国各地に須賀神社という名前の神社があるため、検索の際はご注意ください
【主な祭礼】
秪園宮例祭（7月）
須賀神社例祭（10月）
【須賀神社】
住所:愛媛県今治市伯方町伊方甲1539-8
まとめ
今回は伯方島の神社についてご紹介しました！
神社はその地域に根付く、古くからの歴史を感じることができるスポットです。
日本全国津々浦々、様々な神社がありますが、島ならではの歴史や言い伝えがある伯方島の神社たち。
今回ご紹介した神社はそれぞれエリアが離れているので、伯方島をぐるりとサイクリングで1周がてら、訪れてみても良いですね♪
グルメに海、観光と魅力がたっぷりの伯方島で、歴史を感じられる神社巡りはいかがでしょうか？