住民の気持ち

シェアハウスに入居したわたしが生口島NESTを選んだ3+1の理由

はじめまして!

ももこと申します。
このたびNESTシェアハウスに入居しました。

好きなことは読書、本探し、たのしい人と飲酒
最高のつまみはお気に入りの本とまっすぐな会話と大きな笑い。そう思っています。

そんなわたしがここで過ごして1ヶ月。
濃ゆく素晴らしい日々が積み重なっていくのをひしひしと感じています。

「どうして瀬戸田なの〜?」

はじめましての方によく尋ねられる質問の一つです。

わたしはどうしてここにいるのでしょうか?
生口島がきれいだから?
NESTが居心地いいから?

美しい景色を持つ島や、居心地のいいシェアハウスは日本のところどころにあるはずです。

はじめての投稿はどうしてここにきたのか
また、なぜこの瀬戸田で、NESTなのかをかいていきたいと思います。

よろしくお願いします。

NESTにたどり着くまでの経緯

逃げるために楽しむ大学生

大学生のときは、遊び狂いました。

大学に意味を見いだせず、かといって他になにがやりたいかもわかりませんでした。
日々を消化するためにごまかしの楽しさへ逃げていく、そんな自分も嫌でしたが、

どうしていいのかわからなかったです。

本はずっと好きで、自分でも物語を書きたい、そうひっそりと思っていました。
でも書いた文を恥ずかしく感じます。
うまく書けない….

そのうち、自分の世界を作りたいという気持ちは遊ぶ毎日の中へ消えていきました。

本を全く読まなくなる

1回生、2回生、3回生、4回生と、だんだん本を読まなくなりました。

以前は休みの日はだいたい読書、部屋にいれば読書で、本当に本が好き好きでたまらなかったです。

いつのまにか遊びやバイトに時間を使いすぎ、本を読む時間がなくなっていきました。

え?遊ぶ時間は遊ぶ時間で確保したい?

君はいったいなにがしたいのか、そう問い掛けたいですね。

たぶん聞きゃしないと思いますが。

もういいや!遊べばいいや!本読むのやめる!授業も行かない!!!

支離滅裂な思考の振り切り方をして、
よくわからないエネルギーの中へ突っ走っていきました。

「つまらない人間になるな」

留年して5回生の秋学期が始まった頃、相変わらず人間的にも精神的にもずたぼろな生活をしていました。

ゴミに囲まれぼーっと横たわる明け方。
そんなとき、中学時代の恩師の言葉をふと思い出しました。

同時に、つまらない人間になっていた自分にがっかりしました。
遊んでいる間に大切なものをぽろぽろと落としていたのでしょう。

正直さをばかにする。
真面目にやるとかありえない。
自分のやりたいこと?めんどくさいからさがさなーい。
あるっちゃあるけど、努力なんかしたくなーい
目先の利益やたのしさが大好き!
そのための嘘ならいくらでもつく

最低すぎますね。
人間としてどうなのでしょうか?
(その時はその時なりに一生懸命だったと思いたいですが)

胸に染み込んでいたはずの言葉がどこにいっていたのか不思議です。

でも、
わたしの腐っていた思考の中に再び現れてくれました。
(本当にありがとうございます)

「このままじゃだめだ….」

起き上がって周りを見れば、朝日がカーテンからもれています。
立ち上がって窓を開けると、爽やかな風が吹き込み、どこからか元気な小学生の声が聞こえてきました。

わたしはといえば、寝ずに朝を迎えたから頭はぼんやり、体はがたがたです。
床には食べ物や袋など、わけのわからないゴミが散乱していて、本はほこりをかぶっていました。

自分のことを好きになりたい

住んでいた西宮を脱出し、実家へ帰ったのが去年の11月上旬です。
今年1月には休学を決め(母にお願いし)、それからしばらくは自分を整えることに集中しました。

そこから数ヶ月、好きなことだけをして、自分のことを好きでいられる時間をたくさん作りました。

正直に、素直でいることは恥ずかしくないし、そうであるのは気持ちがいいんだ!

と知りました。
(うまく簡単に話せないのですが、とにかくそう思えるようになりました)

カズオイシグロを読み返し、村上春樹を読みはじめ、おすすめしてもらった本を読み、自分でも書くことを改めて始めました。

わたしは言葉が好きなんだなあと気づきました。

「何かを変えるべきかもしれない」

実家で過ごしているうち、ぼんやりと思いはじめました。
いい意味で安定しているけれど、慣れてきたからまた新しい変化が必要になったんだろうと思います。

丈の短くなったジーパンを履いているような、なんとなく居心地悪い自分に気づきした。

でも、どこが気持ち悪いの?何を変えたいの?

もやもやとしてきたので、わたしは何がしたいかを改めて考えはじめることとなります。

わたしがこれからやりたいこと

「物語を書いたり、本を読んでのびのびと暮らしたいな」

どこでそれをやりたいの?(脳内桃子said)

「尾道だ。尾道で暮らしたい。あの空気の中で過ごしたい」

そのうち尾道に住もう、というか住むやろうな
この確信は以前からありました。
定期的に尾道へは行っていたし、好きなお店や場所がぽつぽつと増えていて、もう住めるかもしれないとも思っていました。

ただ、住むとなると理想だけでは暮らせませんよね。

朝起きて夜眠れそう?
ごはんをきちんと食べられる?
日々を大切にできる?
雨の日もたのしめる?
自分のペースを取り戻せるところはある?

なにより、そこにいる自分を好きでいられる?

NESTを見つける

「よし、住むぞ」という目線を持って尾道へ行きます。
自分でも驚いたのですが「ここではないかもしれない」とすぐに感じました。
尾道駅周辺、商店街や新開あたりはわたしの理想郷であって、住むところではない気がしたのです。

「でも尾道が好きだからなあ」

ここじゃないけどここがいい。
二つの交わらない考えが頭のまわりをふわふわとまわってました。

どうしましょうか。

尾道でどこか住めるとこはないか?
スマホを駆使してサイトからサイトへ飛び、物件や場所などについても調べました。

ある日、インスタからNESTのサイトへたどり着きました。
ブログの投稿を隅から隅まで読みました。

この宿に行ってみたい!
ここに住みたい!
わたしも本気のBBQ参加したい!
なにより、オーナー夫婦と話してみたい!

『ノルウェイの森』に背中を押してもらう

新しいことを始めるときによくある不安や言い訳
頭の中にそれらがたくさん湧き上がり、生口島へ行くのを邪魔してきました。

でも、そういう時に好きな本が助けてくれました。
ノルウェイの森、レイコさんからワタナベくんへの手紙です。
長いですが以下に引用します。

そんな風に悩むのはやめなさい。放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストを尽くしても人は傷つくときは傷つくのです。人生とはそういうものです。

あなたはときどき人生を自分のやり方にひっぱりこもうとしすぎます。精神病院に入りたくなかったらもう少し心を開いて人生の流れに身を委ねなさい。

わたしみたいな無力で不完全な女でもときには生きるってなんて素晴らしいんだろうと思うのよ。本当よ、これ!だからあなただってもっともっと幸せになりなさい。幸せになる努力をしなさい。

結局のところ何がよかったかなんて誰にわかるというのですか?
だからあなたは誰にも遠慮なんかしないで、幸せになれると思ったらその機会をつかまえて幸せになりなさい。
私は経験的に思うのだけれど、そういう機会は人生に二回か三回しかないし、それを逃すと一生悔やみますよ。

村上春樹(1987年)『ノルウェイの森(下)』 講談社

なぜ生口島なのか?なぜNESTなのか?

今が生口島へ行くときだ!

世の風潮とは違う流れでしたが、わたしのタイミングはそのときでした。

わくわくするし、体も意識もNESTに向いているのがはっきりとわかります。
思い切って問い合わせメールを送り、快い返事をいただいて、晴れて1週間滞在することになりました。

・きちんと生活していけるのか
・やりたいことをさらに深めていけるか
・自分を好きでいられるか

この三つにポイントをしぼり、滞在することにしました。

オーナー夫婦(つーちゃんとしおみさん)と出会う

はじめましてと会った瞬間に、好きだと思いました。

お二人のエネルギーも宿のたたずまいも、端から端までとても心地良かったです。

さらに、2日目には隠すものがなに一つなくなりました。

そう、その日から隠すものがなくなり、猫かぶる必要もないので本当に心から素直になれたんです。

2人の前だと身軽でいられました。
自分のための言い訳やごまかしを必要としない会話ですし、正直なことで損をすることもありません。徳ばっかりです。気持ちがいいです。
また、つーちゃんとしおみさんといるわたし自身のことも、とても好きでいられました。

3日目の夜にはしおみさんとたくさんしゃべりました。
つーちゃんとは毎日少しづつ話して、滞在最後の方ではほとんどなんでも伝えられるようになりました。

わたしは今のままで十分素晴らしい

変わらないといけないんです
わたしはダメなんです
ひどい人間だしずるいんです

そう言い続けていたわたしに、

今の自分は完璧!不完全な部分も含めて完璧

ももちゃんの人生で一番頑張ってるのだれ?あなたやん!

しおみさん、つーちゃんが言ってくださいました。

まず自分で自分を認める謙虚さと健全さを持って自分を愛していいんだ

そう教えてもらいました。
お二人の心からの善意と愛で自信をつけてもらえました。

このオーナー夫婦だから…

前述した3つのポイントももちろん大切です。
(生活、やりたいこと、自分を好きでいられるか)

でも、おそらくそれを目的としていたら他にも場所はあるはずです。

美しい自然が近くにあるから?
そういう場所はたくさんありますよね。
(しおみさんの受け売り)

住み心地のいいシェアハウスもたくさんあるでしょう。

わたしがこの島の、この宿に住もうと決めたのは、

しおみさんとつーちゃんがいるからです。

(でも、ここでお二人の魅力を書ききるにはもったいないので、別でまた書きます)

お二人の人間性や、考え方、日々の過ごし方すべてに惹かれました。
謙虚さと健全さを持って自分を好きでいられる場所も、お二人の近くでした。

しおみさんとつーちゃんと、この場所で過ごす。

そうすればわたしはわたしのことをもっと好きになれる
人としてたくさん学べる、毎日を大切にできる、そういう場所であるNESTに来れたこと、本当に感謝です。

今この瞬間を大切にする

1週間滞在の2日目、その日の日記を見返すと「ブログを書きたい」とありました。
今、ブログを、しかもNESTのものを書かせてもらえています。

ブログを書き、物語を作り、催眠的な時間ではなく瞬間を大切に生きたいです。

その中で感じた島の魅力や、読書について、わたしなりにつらつらと書いていければいいなあと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

ABOUT ME
momoko
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[名前]ももこ[特徴]小説家志望。鬱屈とした留年生活中「つまらない人間になるな」という恩師からの言葉をふと思い出す。このままじゃだめだと気づき、古い自分を手放してすべてを組み替えようと決意。一年後、NESTへ流れ着いて、しおみさんとつーちゃんに出会う。シェアハウスへ入居する。「今この瞬間」を意識して生活中![好きなこと]読書。出会うべき本探し。好きな作家はカズオ・イシグロと村上春樹。最近はE・M・フォースターも好き。イギリスに拠点を置くのも夢。[経歴]千葉県出身→関西学院大学休学中→NESTシェアハウス在住