耕三寺は、「生口島といえば耕三寺」と言われるほど、生口島の中では有名な観光地。
そこに、さらなる新名所「未来心の丘」が誕生しています。
耕三寺は日光東照宮陽明門を模した門、地獄の世界が垣間見える千佛洞、そして、奥へ進むとまるで海外のような未来心の丘と見どころ満載!
生口島に来たならここは必ず押さえておきたいところ。
そんな生口島に古くからある名所「耕三寺」と新名所「未来心の丘(耕三寺博物館」)」を紹介します!
生口島の名所「耕三寺」では地獄の世界が見れる!?

耕三寺ってどんなお寺?
初代住職、耕三寺耕三が母親の菩薩時として、30年余りの歳月をかけ建立された耕三寺。
耕三寺は「西の日光」と称されるさまざまな美しい建築美が見られるお寺です。
それもそのはず、孝養門は日光東照宮陽明門を模して作られており、さらに、本堂は京都府宇治市にある宇治平等院の鳳凰堂を手本として建立されています。
緑、白、橙色などとても艶やかな色合い…美しい…思わず見とれちゃいます!
私はなんとなく琉球?沖縄のような色合いに感じたのですが、西の日光と言われるとそんな気も…
とにかく、「西の日光」と言われるほど美しく荘厳な建築であることは間違いないですね!
本堂以外にも国登録有形文化財が15棟もあるのでどこから見て回るか迷うのですが…まずは鐘を3回つくところから!
耕三寺で地獄を垣間見る?

本堂の右手にあるのが地獄の世界への入り口(千佛洞)
薄暗い洞窟の中に入るとたくさんの石造りの仏像が安置されており、地下へと道が続いています。
なんとその数千体にもおよぶというからビックリ!
地下へ続くだけあってひんやりしており、薄暗さもあいまって不気味さを感じずにはいられません。
千佛洞地獄峡の字の通り地下への道中では地獄極楽画図で地獄の世界恐ろしさが目でわかるように…こ、怖い…
地獄絵、極楽絵、閻魔大王の居室等があり、地獄の世界に思いを馳せながら進んで行くと突如大きな水音が響き、見上げると仏像の足元から滝が流れています。

思いのほか長く、どこまでも下って行くような気持ちになります。
暗く恐ろしい雰囲気が漂いますが、千佛洞の名の通り千体の仏像は圧巻の一言です。
耕三寺には四季折々の魅力がいっぱい?
千佛洞の出口付近には、桜、つつじ、蓮、紅葉、雪景色と耕三寺の四季折々の写真が飾られています。
桜:3月下旬~4月上旬(境内全域)
つつじ:4月上旬~5月下旬(境内全域)
蓮:6月下旬~8月下旬(境内下段)
紅葉:11月中旬~12月上旬(境内上旬)
が見頃です。
どの季節に来ても綺麗なのだろうなあ…次はいつ、誰と何を見に来ようか?
今度来る楽しみが出来てしまう…そんなお寺です。
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は閉館の30分前まで) 潮聲閣:10:00~16:00 千佛洞地獄峡:9:00~16:50 |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 | 0845-27-0800 |
交通 | 生口島北・南IC降車後約13分 |
WEBサイト | www.kousanji.or.jp |
駐車場 | 無料・有料駐車場有 |
料金 | 大人1400円 大学生・高校生1000円 中・小学生以下 無料 |
その他 | |
住所 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2 |
生口島の新名所「未来心の丘(耕三寺博物館)」

新名所「未来心の丘(耕三寺博物館)」で海外気分!?
未来心の丘はイタリアで活躍する彫刻家・杭谷 一東氏が設計・制作した壮大な大理石庭園です。
2000年10月に開園したこちらの庭園は白大理石でできており、見た目はつるっとしていますが、触れてみると意外とザラザラ!
5,000㎡余りの敷地には、約3,000トンの大理石を使って大小様々なモニュメントが造られており、島の風景と見事に調和しています。
上るのには、階段かエレベーターもあるので足の悪い方でも訪れやすくなっています。
美しい青い空に、紺碧の海、真っ白の大理石が映えてまるでギリシャみたい!!
頂上にある光明の塔は未来心の丘1番のインスタ映えスポット!
写真を撮る長い列が出来ます。
あなたも海外風の写真を上げてみんなを驚かせてみませんか?
営業時間 | 9時~16時 |
予約 | 要予約 |
電話番号 | 0845-24-0813 (携帯090-1352-6434) |
交通 | 生口島北・南IC降車後約13分 |
WEBサイト | www.kousanji.or.jp |
駐車場 | あり |
料金 | 高校生以上700円・中学生650円・小学生600円・幼児500円 団体(30名以上)は10%引き |
時期 | 10月中旬~12月中旬 時期はあくまで目安です。実際の生育状況は施設にお問い合わせください。 |
住所 | 広島県尾道市因島大浜町二区2004 |
生口島・インスタ映えの白い建物・大理石カフェ「カフェクオーレ」

白大理石の中にあるガラス張りのとてもおしゃれなカフェ「カフェクオーレ」。
大理石のおしゃれな店内にはテーブル席とカウンター席があり、テーブル席の窓からは海も見えます。
アイス、ホットドリンク、アルコール等の飲み物が充実。甘酒や蓮のお茶まで⁉みかんシャーベットもおいしそうです。
メニューを見るとブラッドオレンジジュースに一番人気との表示が‼
しかし、瀬戸田といえばレモン…レモンスカッシュも押さえたいところです。
+100円でケーキセットに出来るのだそう(フォンダンショコラもしくはチーズスフレ)
鮮やかなルビー色のブラッドオレンジジュースは初めに強めの酸味を感じます。
後味はさわやかな苦みで全体的に甘さ控えめの大人味。
歩き疲れた体に染みます。
レモンスカッシュにはシロップが添えられてあり、お好みで調節して下さいとのこと。
酸味は強すぎずスッキリしていて炭酸もあまり強くないのでごくごく飲めてしまいます。
セルフサービスとなっていますので気軽に小休止を楽しめます。
晴れた日は外にあるテラス席で大理石の庭園を眺めながら過ごすのもおススメです。
生口島で必見!!名所「耕三寺」と新名所「未来心の丘(耕三寺博物館)」まとめ
平山 郁夫美術館から徒歩5分。
門をくぐると荘厳な建物に目を奪われます。
登録有形文化財にも指定された15塔もの堂塔、鮮やかな色彩の仏像、恐ろしく神秘的な千佛洞はじめ、貴重な日本画や茶道具の展示もあり見どころ満載です。
また、随所に蓮の花があり、可愛らしい花を咲かせています。

もしこのたくさんある鉢の花が全て咲いていたらと想像してみますが、想像しきれません。
良き日本の耕三寺を抜けると途端に日本とは別世界に…
未来心の丘の高台から見る絶景と美しい海。
カフェで飲むさわやかなドリンクに癒されます。
どの季節も美しい耕三寺あなたはどの季節に訪れますか?