大三島は自然だけでなく建物も注目されている島なのです!
古く歴史のある建物の中でワインがのめる素敵な場所が大三島にはあります。
今回は、大三島の重要文化財にも登録されている「みんなの家」をご紹介します。
大三島「みんなの家」とは?

2016年5月頃に建築家の伊東豊雄さんが『日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト』を始動しました。大三島は国宝8点、重要文化財682点を所有しており、その中には使われていない古い建物も数多くあります。
その中に登録されている大山祇神社参道にたたずむ元法務局をリノベーションをし、地元の食材を生かした食事やスイーツ、ドリンクが楽しめるカフェとワインバルが今回紹介する「みんなの家」です。
「みんなの家」では、主にワイナリーのオフィス、ワイン販売所、イベントスペースとして利用されており地元に住んでいる地域の人から、旅行者まで多くの人が立ち寄る場所です。
実は、このリノベーションプロジェクトが発足されたのは2013年頃でした。プロジェクトには建築家だけでなく地元の高校生がプロジェクトに参加をしてみんなで議論をしながら少しずつ進めていきました。また高校生だけでなく多くの人に関わってもらいたいという思いが強く、地元の有志の方などもプロジェクトに参加をしたりして机や椅子作りに参加されて丁寧に作り上げてきました。
残念ながら2021年にカフェ営業は終了してしまい、現在はワイナリーのオフィス、ワイン販売をメインに運営をしています。
大三島産のワインを作る「みんなのワイナリー」って?

「みんなのワイナリー」は、2015年から運営しているワイナリーで、大三島で栽培したブドウから作られたワインを製造・販売しているワイナリーです。
オーナーの伊東豊雄さんは、都会の人と島の人がつながるきっかけにワインがなってほしいという熱い思いと島をもっと盛り上げていきたいという思いからスタートしました。
実は、オーナーは『日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト』の発起人の建築家の伊東豊雄さんで、「みんなの家」の発起人でもあります
また、大島は少子高齢化によって主要な産業であるみかんの栽培を放棄する農家も年々増加している中で、放置されているみかん畑を利活用できないか奮闘していた時に、みかん畑を醸造用のぶどうの栽培に切り替え、大三島で初のワイナリーをつくることを決意した背景もあり、島の産業を絶やさないで復興させる働きも積極的に取り組んでいます。
ここで作られたワインは、「みんなの家」でも購入することができるので是非お立ち寄りください。

大三島「みんなの家」基本情報
営業時間 | 11:00 – 16:00(火〜日) |
住所 | 〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦5562 |
TEL&FAX | 0897-72-9308 |
ホームページ | https://minnanoieomishima.wixsite.com/info |
大三島「みんなの家」まとめ
いかがでしたでしょうか?
重要文化財にも指定されている「みんなの家」は、地元の人にも愛された場所です。
大三島のワインも飲んでみたい!大三島の重要文化財を見てみたい!そんな方は是非「みんなの家」に遊びにいってみてください。